ピラティス×ボディメイク お役立ちコラム

ピラティスで効果を感じるまでの期間とトレーニングの頻度はどれくらい?

2021年07月19日

どのような運動でも効果が感じられるようになるには、ある程度の期間続けなければいけません。ピラティスも同様に、1回だけでは少しの効果は感じられたとしても継続しなければ意味がありません。たとえ数か月続けたとしても、辞めてしまえばその効果はあっという間になくなってしまいます。
インナーマッスルが鍛えられ、よい姿勢が身に付いたなど、ピラティスで、目に見える効果を感じられるまでの期間、トレーニングの頻度について紹介します。

ピラティスで効果が出るまでの期間は?

ピラティスはどのくらいの回数を行ったら効果が出るのか、それについてピラティスの考案者であるジョセフ・ピラティス氏は「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で体のすべてが変わる」と述べています。
例えば、ピラティスを週1回から始めたとして3ヵ月で10回を超えているわけですから、3ヵ月で最初の違いを感じているはずです。そのまま週1回で続けていけば、20回継続して見た目に違いが表れるのはだいたい半年後。
個人差はありますが、3ヵ月~半年程度で効果が感じられるのではないでしょうか。

ピラティスを行う頻度はどのくらい?

ピラティスをどのくらいの頻度で行えば無理なく続けられるのか、続かなくなるリスクも知っておきましょう。

頻度が多すぎるのもよくない
ピラティスを始めたばかりの頃にありがちなのは頻度が多すぎる「やりすぎ」の問題です。どんなに体に良いことでも、頻度が多ければ多いほどよいというものではありません。
特にピラティスを始めたばかりの人は、レッスンの翌日に筋肉痛を感じることが多いです。きちんとピラティスの効果が表れている証拠なので、筋肉痛自体は良いことです。
しかし、その疲労を残したまま毎日ピラティスを続けていると筋肉の疲労が蓄積していき、筋組織を損傷してしまうことにもなりかねません。疲れた体ではピラティスの正確に動くこと、集中して行うことが疎かにもなりますし、ケガの原因にもつながります。無理をして体を痛めてしまうと、せっかく始めたレッスンをお休みしなければなりませんし、そうなるとやる気もなくなってしまうのではないでしょうか。
どのような運動もすぐに挫折しまいがちな人は、もしかしたら「頑張りすぎ」「無理しすぎ」かもしれません。筋疲労の回復には2、3日休ませることが必要ですので、基本的には週に2~3回程度の頻度で行うとよいでしょう。

無理なく継続できる頻度で行う
いきなり頑張りすぎる人の特徴として、行う頻度はもちろん、負荷も高めにしてしまう傾向にあります。
普段、意識して使わないインナーマッスルはなかなか鍛えにくいところですし、体のクセや歪みなどを整えていくのは、一朝一夕にはいかないもの。そもそもピラティスはリハビリのために考案されていますので、身体に負担をかけずにできるエクササイズが豊富なのもよいところです。自分のペースにあった頻度と負荷で、無理なく行うことが、長く続けるポイントです。

ピラティスを継続的に行いたいならジムがおすすめ

自宅で一人だけのトレーニングは、正しい姿勢でできているか自分では確認することが難しいものです。
「流れるように動く」「コアの筋肉を意識して中心から動く」「一つひとつの動きに集中する」……など、ピラティスを効果的に行ううえで、基本理念ともいうべき大切なポイントに気を付けなければいけません。自己流ではピラティスの効果も十分には感じにくいでしょうし、効果が目に見えないままではモチベーションも下がりがちです。
特にに初めてピラティスを行う人は、まずはジムで呼吸法や姿勢から指導を受けたほうがよいでしょう。自分の目的にあったトレーニング方法の指導や、効果のフィードバックがもらえるのがジムのトレーニングの良いところです。インストラクターが一緒にトレーニングに励んでくれることで、モチベーションの持続にも繋がります。

自分にあったピラティスのクラスや頻度を見定めよう

ジムに入会しても継続できるか心配な人は、まずは週1回から始めてみてください。いきなりスケジュールいっぱいの頻度では、体がついていけずにオーバーワークになりがちです。
加えて「考えるエクササイズ」と呼ばれるピラティスは、頭で理解し、体に伝えて動きに変えていくことが求められます。一気にたくさんのことを詰め込んでもなかなか覚えられないものです。大事なのは量より質。週1回でもインストラクターに教えてもらいながら良質なレッスンを行うことで、よい効果が得られるものです。少しずつ回数を重ねて、慣れてきてもの足りなさを感じるようなら回数を増やすとよいでしょう。
レッスン内容やインストラクターとの相性もあるので、お試しでいろいろなレッスンを受けてみる方法もあります。レッスンのなかでキツイと思われることもあるかもしれませんが、きつくてもやりがいを感じる、楽しんで続けられるレッスンが見つかるといいですね。
これまでもいろんなスポーツに取り組んでは挫折している人も多いでしょう。ピラティスも続かないのではと悩んでいる人は、見学会などで実際のトレーニング方法を見たり、トレーナーに質問するところから始めてみてはいかがでしょうか。

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