ピラティス×ボディメイク お役立ちコラム

ピラティスでダイエット効果が表れるまでの期間はどれくらい?

2023年01月06日

モデルや映画スターなどの間でも取り組んでいる人がいるピラティス。 もともとはリハビリを目的として考案されたエクササイズメソッドですが、ダイエットとしての効果が気になる方も多いのではないでしょうか? 今回は、ピラティスをはじめてダイエット効果が表れる期間について解説します!

ピラティスでダイエット効果が表れる期間はどれくらい?

ピラティスは、インナーマッスルを鍛えることに重点を置きながら、骨格や筋肉を正しく整えていくトレーニングで、食事を制限するファスティングなどのように比較的短期間で効果が目に見えるものではありません。 では、実際にピラティスでダイエットをする場合、効果が現れる期間はどのくらいなのでしょうか? ピラティスを考案したジョセフ・ピラティス氏は、「ピラティスは10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で体のすべてが変わる」と表現しています。 例えば週1回のレッスンを続けていれば、半年程度で体の変化を実感することができるということになります。 もちろん、トレーニングの頻度やもともとの体質など、人によってその効果は大きく変わってきますが、大切なことは「継続する」ということだと言えるでしょう。 短期間で結果を出したい!と思って無理なトレーニングを続けていると、モチベーションが続かずに途中で挫折をしてしまったり、体を痛めたりすることもありますので、まずは、心と体をリフレッシュするための毎日のトレーニングとして習慣化することがおすすめです。

ダイエット効果が高いピラティスのメニュー

見た目の効果が現れるまでにある程度の時間が必要なピラティスですが、ダイエット効果が高いメニューを選んで取り組むことは、効果が現れるまでの期間を短縮するコツかもしれません。 ここからは、ピラティスでダイエットを目指す方におすすめのトレーニングを詳しくご紹介していきます。 Hip Rolls(ヒップロールズ) ハムストリングスと呼ばれるももの裏側やお尻に効くトレーニングです。 背骨や骨盤の調整、体幹の強化、腰痛改善などの効果も期待できます。 初心者でも比較的簡単に挑戦できるトレーニングですので、日々のメニューに取り入れてみましょう。 ① 膝を曲げた状態で仰向けに寝ます。手は力を抜いてお尻の横に置きましょう。 このとき、骨盤の位置はニュートラルポジションをとり、5センチほど足をお腹に引き寄せておくのがポイントです。 ② 息を鼻から吸って、口から吐きながら尾骨を巻き上げるようにして、骨盤を後傾させます。 ③ ②の状態から背骨を1つずつ下から持ち上げていきましょう。 ④ 膝から肩までがまっすぐなラインになったら、骨盤がニュートラルになっていることを確認します。顎は引きすぎず、自然に天井を向いていることが大切です。 ⑤ 息を吸って、吐きながら背骨を上から順番に床につけていきます。 ※①〜⑥の動きを3〜5セット行うのが理想的です。 One Leg Kickl(ワンレッグキック) ワンレッグキックは、お尻や太ももの筋肉を鍛えて美しい下半身ラインをつくるのに効果的なトレーニングです。 ① うつ伏せで寝て、肘を床につけた状態で上半身を起こします。このとき肘の角度が90度になっていることがポイントです。 ② 背中の筋肉を使って床から5センチほどの高さに両足を持ち上げます。 ③ ②の状態をキープしたまま、左足を曲げて息を吐きながら踵でお尻を3回タッチします。反対の足も同様に行います。 ④ ①の動きを左3回、右3回を1セットとし、10セット前後行うのがおすすめです。 Double Leg Stretch(ダブルレッグストレッチ) ダブルレッグストレッチは、体幹を強化するとともに、腹筋を刺激してお腹のガスを抜く効果も期待できるトレーニングです。 きついトレーニングではありますが、回数を絞って続けてみましょう。 ① 仰向けで寝ます。このとき骨盤の位置はニュートラルポジションになっていることが大切です。 ② 膝を曲げて両足を持ち上げます。爪先から膝までが床に対して水平にしましょう。 ③ 息を吸って両手を頭の上まで伸ばし、息を吐きながら両足を胸に引き寄せて足を抱え込みます。この時、顎は引いたままにするのがポイントです。 ④ 息を吸って、吐きながら足を伸ばします。 足は床から5センチほど浮いた状態をキープ。顎も引いたままです。 ⑤ 再び息を吸って、両足を引き寄せます。 この動きをまずは5セットから繰り返していきましょう。

ダイエット効果をもっと高めるためにできること

ピラティスのダイエット効果を高めるためには、以下のポイントを意識することもおすすめです。 食事内容に気を配る 食生活の改善は、ダイエットをする上で欠かせない取り組みのひとつです。 脂肪燃焼効果を高めるものを選び、栄養のバランスの良い食事内容に見直しましょう。 他の運動と組み合わせる ピラティスはインナーマッスルを鍛えるトレーニングですが、有酸素運動と組み合わせることでよりダイエット効果を高めることができます。 ウォーキングなど、日常生活に取り入れやすいものからはじめるのがおすすめです。 こまめにダイエット記録をとる ダイエットを継続するうえでモチベーションの維持は大切なポイントです。 体重や体脂肪などこまめにダイエット記録をつけることで、わずかな変化がモチベーションにつながっていくでしょう。 ダイエットを目的にこれからピラティスを始めたいとお考えの方や、既にピラティスを始めているけれどなかなか効果が出ない…とお悩みの方は、ぜひ上記でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

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