ピラティスは冷え性改善に効果的? 冷えの原因とピラティスがおすすめの理由
寒い時期になるとより深刻化する身体の冷え。冷えはむくみやコリ、不眠など日常生活に支障をもたらすため、改善が必要です。
実はピラティスは、そんな冷え性の改善にも効果があるエクササイズ。今回は、冷え症の原因とピラティスがなぜ冷え性の緩和に効果があるのか、その理由を紹介します。
冷え症は筋力不足やストレスなどが原因
冷え症は筋力不足、ストレス、自律神経の乱れ、血行不良などによって引き起こされますが、根本的な原因は「熱を作れないこと」とされています。
私たちの熱を作る役割を担っている筋肉は、筋肉が運動不足や加齢によって減少していきます。すると、体内の熱生産が減り、冷えが生じやすくなるのです。
そして自律神経も、実は冷え症と大きな関係が。体内で生成された熱は全身へと送られますが、自律神経が乱れていると血流が滞り、全身に熱が運ばれなくなります。自律神経はストレスや気温の寒暖差などで乱れるといわれており、寒い季節には体温を維持するために交感神経が優位に働き、血管が収縮、血流が悪化することで、冷えが生じます。
ピラティスが冷え性の改善におすすめの理由
むくみやコリといった身体の不調を引き起こす冷え症は、ピラティスで改善できます。
ピラティスで基本とされる深い呼吸「胸式ラテラル呼吸」は、心肺機能を向上させるといわれています。この深い呼吸により、血液を送り出すポンプの役割をしている心臓の動きが活発化し、肺に多くの酸素を取り込めるようになります。すると血液の流れが改善し、手足の末端にまで血液が届き、身体が温まることで冷え性が改善されます。
ピラティスには身体の深層部にあるインナーマッスルを鍛えられるという特徴がありますが、インナーマッスルを鍛えることも、冷え性を改善するポイントの1つです。深い呼吸と流れるような動きを連動させたピラティスのエクササイズを通してインナーマッスルを鍛えることで、基礎代謝が上がり、体内での熱生産を高められます。
さらにインナーマッスルを鍛えることは、姿勢や内臓の位置を正すことに繋がります。
正しい姿勢と内臓の位置を保ち、内臓機能を活発化させ、血流を促すことで、冷え症を和らげられるでしょう。
ピラティスは深い呼吸と流れるような動作によりインナーマッスルを鍛え、姿勢改善と内臓機能向上が見込めるエクササイズです。こういった特徴により、ピラティスを継続して行うことで、冷え性の改善が目指せます。冷え性にお悩みの方はぜひ一度、URBAN CLASSIC PILATESでピラティスを体験してみてください。
(文・取材=URBAN CLASSIC PILATES編集部)
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