ピラティスで姿勢改善! 正しい姿勢とセルフチェックの方法
スマホの長時間使用や日常生活のちょっとした癖が原因となる悪い姿勢。腰痛や肩こりといった身体の不調を引き起こす悪い姿勢は、放っておくとマイナスだらけ。今回は、正しい姿勢とセルフチェックの方法、悪い姿勢が身体にもたらす影響を紹介します。
正しい姿勢とは? セルフチェックでいまの状態をみてみよう
正しい姿勢は、身体を横から見たときに「耳、肩、腰、膝、くるぶしが一直線の位置にある」と「背骨がS字のカーブを描いている」状態を指します。
セルフチェックの方法
正しい姿勢かどうかは、自分で簡単に確認できます。
1. 腕を身体に対し垂直にまっすぐ伸ばします。このとき、指先までまっすぐ伸ばしましょう。
次に、腕を真横から耳に付く位置まで上げます。
腕をスムーズに上げられない場合は、姿勢の悪さから関節が動きづらくなっている可能性があります。
2.壁に背をつけて立ちます。
そして、「かかと、ふくらはぎ、お尻、肩、後頭部」の5か所がしっかり壁に付いているか、腰の後ろに手の平が入るすき間が空いているかを確認します。
どこか1か所でも壁に着いていない部分がある、壁と腰の間の隙間がない、もしくは隙間があり過ぎる場合は、姿勢が悪い可能性があります。
悪い姿勢がもたらす身体への影響
姿勢の悪いと筋肉や関節に負荷がかかり、腰痛や肩こりといったさまざまな身体の不調を引き起こす原因となります。
姿勢が悪いことで骨が歪むと、神経が圧迫され、腰痛が起こります。
また骨盤や内臓の位置がずれてしまうと、内臓機能の低下により代謝が悪くなり、太りやすくなってしまいます。
さらに悪い姿勢は、見た目にも影響を与えます。
猫背や頭が前方に突き出た姿勢は、首のしわができやすくなるため、実年齢よりも老けて見えてしまうのです。
姿勢改善にはピラティスがおすすめ
身体に悪影響を及ぼす姿勢の悪さは、ピラティスで改善できます。
ピラティスは深い呼吸と連動した動きで、姿勢全体を整えるエクササイズです。ピラティスではインナーマッスルが鍛えられるため、内臓を正しい位置へと戻し、正しい姿勢に改善できます。
さらにピラティスのエクササイズを通して姿勢を改善すると、筋肉や関節にかかる負担が分散され、特定の部位に過度な負担がかかりにくくなります。そのため、腰痛や肩こりの緩和にもつながるでしょう。
腰痛や肩こりの原因となる姿勢の悪さは、インナーマッスルを鍛えるピラティスを継続して行うことで改善できます。まずはセルフチェックで普段の姿勢を把握し、改善が必要な方はぜひピラティスを体験してみてください。
(文・取材=URBAN CLASSIC PILATES編集部)
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