
若年層からシニア世代まで、年齢とともに身体の悩みや不調は変化していきます。では、そうした変化にピラティスはどう対応できるのでしょうか? 今回は、幅広い年齢層の会員をサポートしてきた「URBAN CLASSIC PILATES」の来店数No.1店舗である練馬店の店長・Kさんに、ライフステージ別のピラティスの活用法について伺いました。
目次
ピラティスは10代や学生にも向いていますか?
はい、向いていると思います。最近の学生さんはスマホやタブレット、PCを使う時間が長く、姿勢が大人のデスクワーカーと変わらないケースもあります。成長段階では姿勢の癖がまだ固定されていない分、改善もしやすいです。特に、猫背やストレートネックの“予備軍”といえるような状態の方も見られるため、ピラティスで正しい姿勢や体幹の使い方を早いうちに身につけておくと、将来的な身体の不調の予防にもつながると感じています。
ぽっちゃり体型でもピラティスに向いていますか?
はい、向いていると思います。体型に関係なく始められるのがピラティスの魅力の一つです。体重の増加の背景には、運動不足や使われていない筋肉があることも多く、ピラティスはそうした使えていない筋肉に働きかけるのが得意なトレーニングです。また、有酸素的な動きを含む種目もあるため、継続することで基礎代謝が上がり、痩せやすい身体へと変わっていくことが期待できます。私自身、以前はラーメン屋でのアルバイトで体重が増えた経験がありますが、ピラティスを始めて1年で6kgの減量に成功しました。体型の変化だけでなく、痩せやすい身体への変化も感じています。
ピラティスで「老け見え」体型は改善できますか?
はい、改善できる可能性は高いです。猫背や巻き肩、骨盤の傾きなどによって実年齢以上に老けて見えることがあります。こうした姿勢の崩れは、インナーマッスルの弱化によるケースが多いです。ピラティスでは、インナーマッスルを意識的に鍛えることで、姿勢が自然と整い、見た目が若く見えるようになった方も多くいらっしゃいます。
ピラティスは子育て中のストレス対策になりますか?
はい、効果的だと思います。子育て中は「自分のための時間がない」という声を多く聞きますが、ピラティスの時間を自分の余暇時間として活用することで、気持ちの切り替えやストレス発散につながります。また、ピラティスの深い呼吸や、ゆったりとした動きは副交感神経を優位にし、自律神経を整える効果も期待できます。レッスン後には表情が明るくなり、「また頑張れそうです」と話される方が多いのも印象的です。
ピラティスで更年期の症状を緩和できますか?
可能性は高いです。更年期にはホルモンバランスの乱れによる自律神経の不調が起こりやすく、倦怠感や気分の落ち込み、睡眠の質の低下などにつながることがあります。ピラティスでは、呼吸を深めながら背骨まわりの筋肉や関節を整えていくため、自律神経に働きかける運動としても有効です。また、軽い運動を習慣化すること自体が、身体だけでなく心にも良い変化をもたらします。ピラティスは、年齢やライフステージに応じた身体の悩みに寄り添うことができるトレーニングです。セミパーソナル形式を採用している「URBAN CLASSIC PILATES」では、一人ひとりの体の状態や目標に合わせた丁寧なサポートが受けられます。どの世代の方にもフィットするピラティスを、この機会にぜひ始めてみてはいかがでしょうか。
(文・取材=URBAN CLASSIC PILATES編集部) URBAN CLASSIC PILATES オフィシャルサイトを見るURBAN CLASSIC PILATES 店舗一覧を見るURABAN CLASSIC PILATESとはを見るピラティスの効果を見る