習い事やアクティビティなど、新しいことをはじめるときに、それが自分に向いているのかどうか心配になることがありますよね。色々調べる前に、まずは一度挑戦してみるのが理想的なのですが、忙しい毎日を送る方の中には効率的に自分に向いているものを見極めたいという方もいるでしょう。今回は、ピラティスをはじめようか迷っている方のために、ピラティスが向いている人と向いていない人の特徴について詳しくご紹介します。
ピラティスが向いている人と向いてない人の違い
ピラティスが向いている人と向いていない人の違いを語る上で重要になるのが、ピラティスをする「目的」でしょう。ピラティスはもともとリハビリを目的として作られたものですので、本来は性別や年齢を問わずに誰でも取り組むことができます。そのためここでは「得意・不得意」という意味ではなく、目的に合っているかどうかと意味での「向いている人・向いていない人」についてご説明します。ピラティスが向いていない人ピラティスは、即効性を求める人には向いていません。例えばダイエットが目的でピラティスを始めると、なかなか効果が出ていないように感じてモヤモヤしてしまうかもしれません。ピラティスは、インナーマッスルを鍛えることによって姿勢を改善し、体の不調を整えることを目的としているため、短期間のダイエットを目的とする人には向いていないのです。もちろん、継続していくことで結果的にはボディラインが整い代謝がアップして痩せやすくなるという効果はありますが、長い目で取り組む必要があることは覚えておく必要があるでしょう。また、ピラティスは流れるような動きでインナーマッスルを鍛えるため、一見するとゆったりした、ヨガのようなトレーニングのように思われがちですが、動きによってはかなり負荷の高いものもあります。ストレッチやヨガのようなものを想像していた人にとっては、向いていないと感じてしまうかもしれません。ピラティスが向いている人ピラティスが向いているのは、時間をかけてボディラインや姿勢を改善したい人になるでしょう。ピラティスによってインナーマッスルに効果が現れるのは、最低でも2、3ヶ月程度が経過してからです。継続していくことで姿勢やボディラインがきれいになるだけでなく、代謝が良くなり、太りにくい体質へと変わっていきます。焦らず根気よく取り組むことができる方には、ピラティスは最適なトレーニングだと言えるでしょう。また、ピラティスは一つひとつの動きや呼吸に集中しながら行うトレーニングのため、精神を統一することが上手になり、結果としてメンタルの強化にも役立つと言われています。自分としっかり向き合いながらストレスからの開放を目指したい方にも、ピラティスはおすすめです。
ピラティスが向いていないと思ったときにできること
では、実際にピラティスをはじめた方が、途中で向いていないと感じたときにはどうしたら良いのでしょうか。納得のいかない気持ちを抱えたままで続けることは、ポジティブな気持ちで取り組む妨げとなってしまいますから、ひとまず立ち止まって心の中を整理することが大切でしょう。ここでは、ピラティスがむいていないかも…と感じたときにできることをまとめてみました。本や動画などで知識をつける一見簡単そうに見えるピラティスですが、実は動きと呼吸に集中する必要があり、自己流ではなかなかうまくいかないこともあるかもしれません。正しい動きと呼吸でなければ効果も現れにくいため、結果的に向いていないのかもと感じる原因につながってしまいます。そんな時には、本や動画などを活用して、動きや呼吸のコツを学んでみましょう。難しいと感じていたことができるようになるだけで、モチベーションに繋がることもあるからです。自分の姿を撮影してみてみるジムなどには大きなミラーがあるため、自分の動きをチェックすることが可能ですが、自宅ではそうはいきません。自分の動きが正しいかどうかを知るためにも、スマホなどで撮影してみるのもおすすめです。撮影を重ねることによって、だんだんと動きがスムーズになっていくことを実感し、モチベーションアップにもつながります。他の運動を行うそもそも、目的やスキルとマッチしていないときには、思い切って他の運動に切り替えて気分転換をするのも賢明な選択でしょう。自分の基礎体力や柔軟性がアップしてから、ピラティスに再度取り組むことで、新たな気持で挑戦できるかもしれません。
一人で悩んでいる場合はジムに行ってみる
ピラティスを続けていくことに、自信がなくなってしまったときには、一人で取り組むのではなくジムに行ってみるのもおすすめです。上でもお伝えした通り、ピラティスというのはすぐに効果が出るトレーニングではありませんが、継続することでさまざまな面でメリットを感じる瞬間が訪れます。一人ではモチベーションを保つことが難しくても、ジムなら他の人と一緒に取り組むことで刺激をうけることができますし、前向きな気持ちで楽しみながら続けて行けるかもしれません。また、独学では難しく感じるピラティスの動きや呼吸なども、ジムであればトレーナーから丁寧にアドバイスをもらうこともできます。正しい動きや呼吸を学ぶことで、自分で行っていたときよりも効果を実感できることもあるでしょう。ピラティスが向いていないかも…とお悩みの方は、ぜひ上記でご紹介した内容を参考にしてくださいね。